せいぞんせんりゃく

いきていきます

「ニャオハ立つな」の本質

昨年、ポケモン最新作スカーレット・バイオレットの最初の3匹のポケモン(以下、「御三家」)の中で、くさねこポケモン「ニャオハ」が注目を浴びました。

くさねこポケモン「ニャオハ」

「ニャオハ立つな」というインターネットミームは、SNS流行語としてもノミネートされるなど、インターネットユーザーのポケモンへの高い関心が伺えます。

しかし、私の観測範囲では、「ニャオハ立つな」の背景にある根幹に触れた言及が少ないように思えたため、私の視点で「ニャオハ立つな」問題について書いてみます。

まず、はじめに、インターネット上では、「ニャオハ立つな」について、概ね、以下の通り解釈されていることが多いです。

二世代前のサンムーンにおいて、かわいいねこポケモンである「ニャビー」の最終進化系が、悪役プロレスラーをモチーフとした「ガオガエン」になってしまったことがあったから、同じねこ御三家の「ニャオハ」の最終進化系は「ガオガエン」のようになったほしくない。

簡単に言うと、「ニャオハよ、ガオガエンみたいになってくれるな」です。

この「ガオガエンみたいになってくれるな」というのは、大多数のポケモンプレイヤーにとっての共通理解だったようで、それを短く端的に表したのが、「ニャオハ立つな」という7文字だったと考えられます。
もちろん、ガオガエンが好きな方もいらっしゃるとは思うのですが、かわいい猫ポケモンが猫特有の四足歩行を捨て、いかつい悪役プロレスラーの容貌になってしまったことにショックや戸惑いを覚えたプレイヤーが多かったということでしょう。

ですが、よく考えてみると、この「ガオガエンみたいになるな」には様々な思惑が含まれる可能性があります。

【「ガオガエンみたいになるな」の要素分解】
①猫ポケモンは進化しても二足歩行になるな
 (=猫ポケモンは進化しても四足歩行のままでいてくれ)
➁かわいい御三家の進化系を、いかついビジュアルにするな
③御三家の進化系を擬人化モチーフにするな

実際にニャオハの進化系を見ながら、これらの要素について考えてみましょう。


ニャオハ進化系


ニャオハの最終進化「マスカーニャ」は二足歩行にはなったものの、
妖艶なデザインが結構人気だったため、手のひらを返した人も多いとか。
モナーに刺さったんですか?
こういった人は①の意味で「ニャオハ立つな」と言っていたつもりだったけど、
実際には、➁の「いかつくなるな」だったということでしょう。
二足歩行かどうかはさほど重要ではなく、かわいければOK、ってことです。

ここで、ようやく本題に入れます。
私が思っていた「ニャオハ立つな」の本質は③なのです。
つまり、御三家の最終進化系を擬人化モチーフにするなということです。
(どうもネット上でも、この点に触れてる人が意外に少ない気がします。)

どういうことかというと、ポケモンの御三家の最終進化系は第六世代から擬人化モチーフが続いており、今作、第九世代も引き続き擬人化モチーフ路線を踏襲しました。

 

SV御三家最終進化系

マスカーニャ「ネコ」+「マジシャン」
ラウドボーンは「ワニ」+「シンガー」
ウェー二バルは「カモ」+「ダンサー」
になっていますね。

マジシャンも、シンガーも、ダンサーも、人の職業です。
「動物が進化し、人間の職業に就業する」という最近の御三家の傾向なのです。

この傾向が始まったのは第六世代(XY)からであると考えています。
画像で確認しましょう。

第六世代~第八世代御三家最終進化系


【第六世代】
ブリガロン「ハリモグラ」+「鎧・甲冑」
マフォクシー「キツネ」+「魔法使い(魔女?)」
ゲッコウガ「カエル」+「忍者」

【第七世代】
ジャナイパー:「フクロウ」+「スナイパー/アーチャー」
ガオガエン「ネコ」+「ヒール(悪役)プロレスラー」
アシレーヌ「アシカ」+「人魚」 (もはやアシカではない?)

【第八世代】
ゴリランダー:「ゴリラ」+「ドラマー」
エースバーン:「ウサギ」+「サッカー選手」
インテレオン:「カメレオン」+「スナイパー/エージェント」


……ということで最近の御三家の最終形態は、
「動物」+「人間の職業」が基本の型になっていることがわかりますね。

ここに気がつけば、最近の御三家がほとんど二足歩行になることの本質は、
人間の職業の要素をキャラクターに落とし込んでいること
つまり、ある種の「擬人化」が原因になっていることがわかります。

ゲッコウガについては、忍者の擬人化に加えて、元のカエル要素が強く残っているため、二足歩行でもあるし、四足歩行でもあるという秀逸な良デザインとなっていて、リザードンに匹敵するほどの超人気ポケモンです。

ここで、第五世代までの御三家を見てみましょう。

第五世代までの御三家最終進化系

うーん、思ったより二足歩行は多いものの、
第五世代までの御三家ポケモンには、職業の要素はありませんね。
純粋に「動物らしさ」が押し出されたデザインが多いです。

厳密にいえば、第五世代は、ジャローダに「西洋」、エンブオーに「中華」、ダイケンキに「和」の要素が含まれているため、職業路線の過渡期として見ることもできるのですが、明らかに人の職業が含まれるようなことはありません。

ということで、画像を見てみると、御三家のデザイン傾向が第六世代を境に擬人化路線にシフトしたということが明らかに見て取れると思います。

個人的には、ゲッコウガ以外の御三家の擬人化路線というのがあまり好みではなく、
動物は動物のまま、カッコよく、あるいは、かわいくデザインしてほしいと思います。

勘違いされたくないのですが、最近のポケモンのデザインの批判をしたいわけではありません。私はポケモンを全世代プレイしており、昔のポケモンにも、最近のポケモンにも、思い入れがあります。
ポケモンのデザインの元ネタには、初代から、コイルやポリゴンのような人工物も含まれており、そういったデザインの幅の広さや、遊び心が魅力だと思っています。

ですが、最近の御三家の擬人化モチーフは正直あまり好みではありません。
御三家は、はじめてポケモンを遊ぶ子供にとって思い入れが強いポケモンです。
どうも最近の御三家ポケモンは擬人化モチーフを入れるルールに固執しすぎていて、
カッコいいポケモンやかわいいポケモンが減っている気がしています。
御三家の最終進化系は、もっと王道を意識して、擬人化に囚われず、カッコよく、かわいくデザインすべきと思います。

だってかわいいと思ってニャビー選んだ子供が、ガオガエンに進化したら、そりゃショック受けるでしょ。。なんでネコが何の脈絡もなく、ヒールのプロレスラーなるんだよ。。

ゲッコウガという大当たりの例外がいるので、擬人化の要素を入れつつも、カッコよく仕上げるというのも可能だとは思うのですが、
基本的には、最近の御三家は王道をハズしたデザインであると思わざるを得ません。

決して、「最近のポケモンポケモンっぽくないよね~」ということが言いたいわけではなく、「御三家の擬人化路線そろそろやめてほしいよね~」と思っているというだけの話なのです。

以上、ポケモンのデザインに関する個人の好みの話でした。

ポケモンオタクに告ぐ

はじめまして。ポケモンオタクです。
ちょうど、昨日、ポケモンの数が1008匹に到達したことを祝う公式動画が公開されました。

www.youtube.com


この動画を見て、過去シリーズをしみじみと思い出した方も多いのではないでしょうか。
「あの時、あのポケモンを捕まえて冒険したなぁ」とか「幻のポケモンを映画館で受け取ったなぁ」とか、ユーザーの数だけポケモンとの思い出がありますね。

そんな、私と同じ、ポケモンオタク各位に共有したいことがあります。


それは、ポケモン輸送問題です。

昨年(2022年)、ポケモン本編に関して、気になるニュースがありました。


これタイトルだけ読むと、一見、ポケモンバンクのサービス無償化の良いニュースに見えるのですが、実は『ニンテンドー3DSシリーズの「ニンテンドーeショップ」のサービス終了』を契機に、2023年3月28日9時、ポケモンバンクの新規DLを終了し、サービスを無償化するというお知らせなのです。


ここで、ポケモンの世代間移行の仕組みを簡単な図で振り返ります。



ポケモン本編をプレイし続けてきたポケモントレーナー各位にはおなじみですが、
GBAシリーズの第三世代から、現行の第九世代(SV)に至るまで、ポケモンには後方互換があり、地続きです。
ここで注目したいのは、第五世代までの転送と第五世代以降の転送に、
ローカル通信とインターネット通信の違いがある点です。

第三世代から第五世代までのポケモンの転送はローカル通信を使って行われるので、
極端な話、ソフトのデータが消えたり、DSが壊れたりしていなければ、
理論的には、未来永劫、輸送することができるのです。

ところが、第五世代以降は、ポケモンバンクというソフトで、
任天堂のサーバーを利用したインターネット通信を行う必要があるのです。

ということは……

ポケモンバンクがサービス終了した場合

もし、ポケモンバンクのサービスが終了した場合は、
第七世代以前のポケモンは現行世代に連れてくることができなくなると思われます。


では、ポケモンバンクはいつまで使えるのでしょうか。

さきほど貼ったポケモンバンクの新規DL終了およびサービス無償化のお知らせには

 サービス無償化の終了時期は未定です。
 改めて公式サイトなどで告知させていただきます。

と書いています。
いつ終了するかは明言されていませんが、改めて告知すると宣言している以上、
いつかは終了せざるを得ないということでしょう。

任天堂およびゲームフリークは、
ポケモンに対して大きな愛着を持つプレイヤーが世界中にたくさんいることも理解されていると思いますので、
ポケモンバンクのサービスを急に終了することは考えづらいとは思います。

ただし、ニンテンドー3DSシリーズの「ニンテンドーeショップ」のサービス終了からもわかるように、
現実問題として、過去ハードのインターネットサービスを
いつまでも運営するわけにはいかないのというのも一つの宿命です。


というわけで、過去作のポケモンを連れていきたい方は、
以下の点を、確実に実行しておきましょう。

・2023年3月28日9時までに、必ず所有する3DSポケモンバンクをDLしておき、これが使用できる環境にあることを確認しておく。(利用券は切れていてもOK。)
・現行世代・将来世代に引き継ぎたいポケモンは、可能な限り早めにポケモンバンクからポケモンHOMEへ引越しさせておく。



以上、いちポケモンオタクのお節介でした。


ちなみに、私は、主に第四世代~第七世代において、
めんどくさくて配達員から受け取っていない配信ポケモン
山ほど抱えているため、彼らを受け取って、ポケモンHOMEまで送る必要があります。

オンライン配信から、イベント配信まで、
お金も、労力も、思い出も、たくさん詰まった配信ポケモンたちを
過去作で眠らせたままにするには勿体ないと思っていますので、
私も早いうちに厳選して、ポケモンHOMEまで輸送していきたいと思います。

実は、旅パにはそこまで思い入れなかったり……。

【風来のシレン】フェイの最終問題階層別セオリー後編【41〜99階】

41階まで行ける装備があれば、あとは杖勝負。

余力があればしっかり探索してアイテムを回収し剣、盾、杖をさらに合成・強化したい。

 

後述の厄介な敵は基本的に杖で対処。

強化の壺で、複数の杖の回数を増やせていれば、かなり安泰。

強化優先度は、ブフー>かなしばり=みがわり≧一時しのぎ

取り出すタイミングは状況次第。

強化の壺を割らなくてもよい吸い出しの巻物はかなり有用。

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【41〜60階】

・オドロ(41〜55階)

剣、盾の印を消してくる恐ろしい敵。

「金」印がある場合は、「金」を優先的に剥がしてくるので、他の印は守れる。

素手で殴ると増殖する可能性があるので、必ず杖で対処しよう。

40階までにオドロ対策のために使える杖を必ず用意しておこう。

強化の壺で回数を増やせた杖があれば一旦吸い出しの巻物で取り出すとよい(吸い出しがなければ割ってもよいが、状況による)

 

上から個人的に使い勝手の良い順。

①かなしばりの杖:動きを止めて放置

②身代わりの杖:他の敵に倒してもらう。増殖する可能性もあるのでこちらから攻撃しない。

③一時しのぎの杖:とりあえず止めとく。対処は後で考える。

④封印の杖:機能停止

⑤鈍足の杖:遅らせて逃げ切ろう

⑥不幸の杖:レベルを下げゲドロにしてしまう。「金」印があればゲドロは怖くない

⑦ブフーの杖:勿体無いのでオドロにはあまり使いたくないが、回数が潤沢にあれば使ってもいい。

 

普通に発見できた場合は杖で対処すればよいが、通路における出会い頭の先制攻撃には要注意。オドロ出現階では通路ではいきなり印を剥がされる危険を覚悟する必要がある。

非常にめんどくさいが通路を歩く前にこまめに矢を放ち前方にオドロがいないかどうか確認する手もある。が、それをやってても出会い頭に印を消される事故は起こりうる。

 

探索の際、盾さえあればダメージは抑えられるので、剣はあえて装備を外しておくという手もある。

 

また、召喚スイッチにも注意。いきなりオドロに2匹以上並ばれると焦る。そうした場合は、身代わりの杖がベスト。

オドロ出現階は、最大級の警戒をして罠チェックをいつもより多めに行ってもよい。

 

 

・ねむり大根(46〜60階)

ねむりよけの腕輪必須。常に装備しておきたい。

眠らされた状態でオドロやゲイズが来たらおしまい。

 

 

【61〜80階】

ねむり大根は出番終了なので、眠りよけの腕輪はお役御免。

代わりにドレイン系の敵が増えるのでドレインよけの腕輪を装備するとよい。

(透視の腕輪があればそちらを優先。)

 

・ガイコツまてん(61〜75階)

最凶敵。ジェノサイド推奨。

やはりおにぎり化が一番怖い。3レベルダウンもかなり痛い。

眠りよけの腕輪なしで、眠らされたら終了。

 

ジェノサイドできなかった場合はオドロ以上の警戒で探索しよう。

対処法は概ねオドロと同じく杖で対処。

 

 

・イッテツ戦車(61〜75階)

ガイコツまてんの陰に隠れているがこちらも十分な脅威。

倍速でどんどん砲撃してくる。

メイン装備に地雷ナバリの盾と三日月刀が合成できていなければ少々厄介。

両方あれば苦もなく殴り勝てるはず。

 

 

・ゴゴゴペンペン(66〜80階)

草と杖に加えて壺ごとを破壊してくる。こちらも杖で対処。

「空」印があって一撃で倒せるとしても、空振りして壺を壊されることも十分起こりうるので注意。

またやはり通路における出会い頭遭遇が怖い。

最もここまで到達できていれば、壺を1個ぐらい失ってもなんとかなるが……

 

 

【81〜99階】

81〜85階まではわりと安全。

 

・もや仙人(81〜99階)

シレンを狙って壁も部屋も貫通してHP減少呪文をとばしてくる。

後述のアークドラゴンの下位互換みたいな感じ。

背中の壺のストックがあればとりあえずなんとかなり、致命傷にはならない。

が、どこを歩いていても、呪文を飛ばしてくるのでとにかくゲームテンポが悪くなる。

脅威というほどでもないが、最後の最後にゲーム進行の妨げをしてくるめんどくさい敵。

 

身代わりの杖でその辺の敵に身代わりになってもらうと少しの間呪文を凌げる。

 

・アークドラゴン(86〜95階)

シレンを狙って壁も部屋も貫通した炎を飛ばしてくるとんでもない敵。

盾にドラゴン印は欲しい。

起きている遠方のアークドラゴンからどんどん炎が飛んでくるとかなり厳しい。

早めに遭遇して狩ってしまいたい。

また、回復用の背中の壺も数個持っておきたい。

 

 

・階段の罠(90階〜)

階段と同じマークに擬態した罠が出現する。いわゆるミミック

しかも階段罠は一つではなく、同フロアに複数個出現する。

一時しのぎの杖を敵に振れば、本物の階段が一発でわかる。

階段マークの隣の列にダッシュで近づき、階段の斜め手前でシレンが止まれば本物の階段、という見分け方もある。

めぐすり草はわかる。ワナ師の腕輪があれば無問題。

 

どうでもいい罠ならいいが、階段に擬態した召喚の罠なんかは危険なのでまあまあ注意。

最もここまで来れたプレイヤーなら少々罠踏んでもなんとかできると思う。

 

 

・みだれ大根(95階〜99階)

キグニ族の種を投げてくるとんでもない敵。

彼のせいで最後まで油断できない。

ここまで来れていたら殴り負ける敵は少ないが、キグニ状態でモンスターハウスに無策で突入させられたり、店主と殴り合いさせられると非常にマズい。

ジェノサイドが余っていれば念のため消してもよい。

事故死防止で復活の草を持っておくと安心。

 

【風来のシレン】フェイの最終問題階層別セオリー中編【21〜40階】

中層(21〜40階)は単純に攻撃力防御力が高い敵が多いので、合成済の武器がないとかなり厳しい。また、盾の補正値も上げておきたい。

各種剣盾・強化の壺・合成の壺は引き続き探して確保しておこう。

 

また、後述の41階以上には必ず杖の対処が必要な敵が多いので、

40階までに、ブフー/かなしばり/みがわり/一時しのぎなどの杖は確保し、

可能であれば、上述のうち数本は強化の壺で育てておきたい。

さらに言えば、深層への準備として、40階までに「眠りよけの腕輪」と「白紙の巻物(ジェノサイドの巻物)」も入手しておきたい。

 

要約すると、21〜40階は剣盾の強化を進めて敵を倒しつつ、深層に備えて杖や腕輪の確保に備える階層。

 

それでは、以下、、淡々と敵モンスターの対処法を中心に記します。

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【21階〜25階】

・ガンコ戦車(21〜24階)

鈍足行動なので、攻撃して1歩ずつ斜めに後退すればOK。

砲弾の周囲マスに落ちているアイテムは消えてしまうので突然通路に現れている砲撃には要注意。特に店のアイテムの物色中に戦車に見つかると大変なことになる。

 

・スーパーゲイズ(21〜24階)

ゲイズと対策は同じ。

HPが高いので一発で倒しきれなさそうなら、杖で対処もしくは無視or逃走。

杖なら鈍足/かなしばり/封印。毒草やギタン投げでも可。遠くから矢で削ってもよい。

また手持ちが既に満タンの壺で埋め尽くされている場合はさほど脅威でもない。

壺に貼っていない杖や巻物などは勝手に使わされるので注意。

 

・シューベル/メンベルス(21〜25階)

部屋の中で敵(特にゲイズ)を呼ばれると厄介なので、部屋と通路の接続部分で対峙するとよい。

 

・カラクロイド(21〜24階)

攻撃力はたいしたことないが倍速行動なので注意。

「装備はずしの罠」「落とし穴の罠」など有益な罠を作ってもらえると役に立つ(こともある)。店内に落とし穴の罠を作ってもらいたいが、大抵上手くいかない(主観)。

 

・妖怪にぎり親方(22〜25階)

シレンをおにぎり状態に変える能力を持つ。

おにぎり状態はアイテムも使用できず死に繋がることも多いため中々侮れない。

少々勿体無いが、杖で止めたり、ギタンかおにぎり投げて倒してしまってもよい。

 

 

・ばくれつウニ(23〜25階)

HPが10以下になると爆発するので注意。

正確には、爆発を食らった後のHP1状態で敵や罠にトドメをさされないように注意。

通常攻撃と矢のダメージ量を把握し、爆発しないようにダメージ調整できると一番良い。

攻撃力はたいしたことないので、無視してつきまとわれてもさほど致命的でもない。

 

 

・ミノタウルス(23〜26階)

攻撃力が高い上に、一定確率で会心の一撃を決めてくる。

こちらのHPが削られた状態で戦うのはやめよう。無理はせず、杖で止める。

ただ、こちらのHPが十分あるのに、殴り負ける場合は武器の強さが足りてない場合が多い。

ミノタウルスに限らないが、この辺で物理的に競り負けるようであれば「今回はアイテム運悪かった」で諦めるのも一興。25階以降は単純に物理攻撃が強い敵が多いので多分無理。

25階ぐらいまでに1回目の武器合成を成功させておかないとやや厳しい展開になる。

 

 

・バババペンペン(25〜28階)

草に加えて杖も破壊してくる。カラカラペンペンより厄介。

壺に入れた杖は大丈夫。

 

 

 

【26階〜30階】

・ガイコツまおう(26〜30階)

超危険敵。

①おにぎり状態→道具が使用不能になる。逃げた先に強敵と出くわすとほぼ死亡確定。

②不幸の杖→レベルが下がる。テンションも下がる。

③かなしばり・鈍足→他の敵にも殴られる可能性あり。

④混乱→攻撃と移動が制御不能。杖は狙った方向に振れる。

 

起きている状態のガイコツまおうを見つけてしまった場合は必ず杖で対処する。寝ている場合はその部屋の探索は諦め、放置するのも一考。

 

おにぎり状態が一番厄介。おにぎりにされた場合は落ち着いて後退して解除を待とう。

解除できないまま敵に囲まれたらおしまい。

(相手のHPが減っている場合はおにぎり状態で倒しにいってもよいが、倒しきれない場合は大抵更なる杖の追い討ちを食らって状況が悪化する。)

 

白紙/ジェノサイドの巻物があれば投げつけて一族ごと消滅させたい。

なければ26〜30階の探索は控えめにするとよい。自信がなければ階段即降り推奨。

 

 

・死神(26〜30階)

攻撃力が高い。倍速2回攻撃。また壁をすり抜けてくる。

通路で壁から攻撃されると反撃できないので後退しよう。

 

 

・物荒らし(28〜31階)

雑草化に加えて手持ちの壺に雑草を入れてくる。

ガイコツまおうとは別の意味で不快。

 

 

・ドラゴン(27階〜35階)

直線上を進む固定ダメージの炎を吐いてくる。

斬空剣、ドラゴンキラー、ドラゴンシールド、いずれかがないと殴り負ける可能性が高い。

逆にメイン武器に全て合成できていればカモになる。

 

 

・その他の敵

省略するが単純に攻撃防御が高いパワータイプが多い。

 

 

 

【31階〜40階】

・引き続きデブーチョ、ドラゴン、ドラゴンヘッド、マッドレムラスなどパワータイプの敵が多い。一方で、レベルを下げるなよなよハニー、呪いがウザいノロージョ母などにも注意。

 

・36階からは火炎入道/キグニ族/ギガヘッド/キラーギャザー/ニシキーンなどまたまた攻撃力の高い敵が多い。この辺の敵は個別対策というより、武器がしっかり強化できているかどうかの方が大事。

 

・洞窟マムル(34〜37階)

防御力が高く基本的に1ダメージしか与えられないので、固定ダメージの雷光の杖/吹き飛ばしの杖/ギタン投げで倒すとラク

 

 

恐怖のオドロが出現する41階〜に続きます。

 

【風来のシレン】フェイの最終問題階層別セオリー前編【〜20階】

私の攻略セオリーを階層別に書き連ねます。

毎回出るアイテムが違うので、当然全部思い通りにいくわけではないけど、行動指針の一例として参考になれば。

先輩風来人諸氏の攻略法を参考にしたものなので、あまり目新しいことはしていません。

 

フェイの最終問題初クリアを目指す人の参考になるようになるべく丁寧に書いています。

レベルリセット・持ち込み不可のダンジョンなので武器を育てても無意味。

事前準備としては、「ジェノサイドの巻物」を読んだ実績を作り「冒険の足跡」の24番を埋めておくこと。

ガイコツまてんはなるべく消したいので、これだけは出来ればやっておきたい。(ジェノサイド不使用でもクリアできないことはない。)

 

テーブルマウンテンをクリアしないとフェイの最終問題は出現しないので、テーブルマウンテンをクリアしていない人は頑張ってください。

 

 


【1〜2階】

マムル階。

囲まれてリンチされなければ死ぬことはない。

同部屋にマムルがたくさんいる場合は、通路まで逃げて1匹ずつ確実に倒すこと。

 


1・2階はとにかく良アイテムが沢山出ることを祈るのみ!!


また、デメリットアイテムなんかも、最初に出してしまったほうが後々ラクだったりする。具体的には、くねくね草とかモンスターハウスの巻物とか魔物のるつぼとか……。

特にモンスターハウスの巻物なんて、引いてもマムルを沢山倒せばいいだけで、アイテムがたくさん手に入るので、確実にメリットの方が大きい。


⦅盾の話⦆

皮甲の盾が出たら、満腹度の減少を抑えられるためラッキー。序盤では相手の攻撃もたいしたことないため、皮甲の盾があれば装備して探索するのがオススメ。ただ、出なくても別に問題はない。

地雷ナバリの盾、トドの盾、ドラゴンシールド、見切りの盾などは拾えたらラッキー。

重装の盾は満腹度消費速度が倍になるので装備したままフロア探索をするのはオススメしないが、戦闘時には使えるのでモンスターが近づいてきた時に適宜持ち換えて使うのがオススメ。


⦅剣の話⦆

能力付の剣は正直全部欲しいレベルなので出たらラッキー。

合成の壺が早く出ることを祈ろう。

 

 

【テクニック①】ギタンマムル狩り(1階or2階)

「しあわせの杖」が拾えた場合のテクニック。

別にやらなくても全く問題ないけど、成功すると経験値稼ぎとレベル上げが出来て、序盤(※10階ぐらいまで?)しばらくラクになる。

 

「あなぐらマムル」に「幸せの杖」を2回当ててレベルアップした「ギタンマムル」を、ギタン投げで倒して経験値とギタンを稼ぐ。

ギタン投げ以外だと「ふきとばしの杖×2回」「雷光の杖」でも手軽に倒せる。

ギタンマムルを倒すと、経験値2000が手に入り、一気にレベル9〜10まであがる。

ギタンマムルの落とす2000ギタンは所持金にしてもよいし、奥の手として持ち運んでもよい。投げれば200の固定ダメージなので奥の手としてとても強力。

 

ただし、ギタン投げはそこそこの確率で外れる上に、ギタンマムルは1ターンで2マス分の倍速行動をするので、外れても即死しないように、なるべく間隔を取ってからギタンを投げつけよう。


なお「どうくつマムル」「ギタンマムル」は攻撃力・防御力が格段に高く、1・2階時点で殴り合いを仕掛けても全く勝ち目がないので要注意。「マムル」「あなぐらマムル」と色が違うだけなのに……。


ちなみに「しあわせの杖」以外だと、「身代わりの杖」でマムルを同士討ちさせて「どうくつマムル」「ギタンマムル」を誕生させる手段もある。ただ、こちらはマムルのコントロールが難しく慣れていないと失敗しがち。

 

また、ギタン投げ自体は4〜8階のぼうれい武者によるレベルアップで誕生した上位モンスターやゲイズなどの厄介な敵の始末にも使えるため、低層ではギタンを何個か持ち歩くのが定石。「ダッシュ」状態でギタンの上に乗り、手持ちのアイテムと「交換」することでギタンを道具として持ち運べる。「整理」ボタンを押すと、ギタンはアイテムから所持金の方に移行するので押さないように注意。

ギタン投げのダメージ量は金額÷10(小数点切捨)固定。

 

 

【3階〜4階】

ミウッチーは攻撃力が高いので通路の出会い頭攻撃には注意。盾がないとかなり危ないので減ったHPは足踏みで回復してから通路を渡るべし。

カラカラペンペンは草を使用不能にする地味な嫌がらせをしてくるので、草はとっとと飲んで識別するか床に置いてから戦おう。

鬼面武者を倒した後に現れるぼうれい武者は他の敵をレベルアップさせてしまうので注意。ギタン投げや杖で対処したい。対処法がなければさっさと次の回に行くのもアリ。

妖怪にぎり変化は、重要な武器や壺をおにぎりに変えてくる可能性があるので対面は慎重に。重要な武器は床に置いてから向き合いたい。

 

また、下記のテクニック②③は実施推奨

 

【テクニック②】ボウヤーの矢稼ぎ(3〜4階)

3〜4階に出現するボウヤーから矢を貰うテクニック。

あえて、ボウヤーとしばらく対面して攻撃せず、敵の外した矢を回収する乞食行為のこと。

強力な盾があるとやりやすい。鉄甲の盾か重装の盾を持っているとかなりラク。被ダメ1に抑えられると完璧。

ただ、強い盾がなければ、自分の体力に気をつけ、適宜通路に逃げて体力を回復させながら、ほどほどに。通路に逃げたところをヤミウッチーに倒されることも考えられるので要注意。

矢は使い勝手が良く、沢山持っておくとそこそこ役に立つ場面が多いが、実は後述の「オニギライズ」に繋げるのが主目的。欲しいおにぎりの数だけ矢を回収しよう。

強力な盾を持っていなくても、ちょっと体を張ってみて5〜6本回収できるといい。盾が強力で余裕で稼げそうなら10本〜20本あってもいいかもしれない。ただ面倒くさいので回収数はお好みで。

 

 

 

【テクニック③】オニギライズ(4階推奨)

「おにぎり工場」とか「オニギライズ」とか呼ばれている。

4階〜6階に出現する「妖怪にぎり変化」に不要なアイテムを大きなおにぎりに変えてもらう行為のこと。

シレンにおいて「満腹度」は常に気になる数値なので、おにぎりは常に何個か持っておきたい。当然、初期所持品の大きなおにぎり1個では足りるわけないし、アイテムが完全ランダム出現というゲームの特性上、タイミングよくおにぎりを拾える保証もないので、このテクは正直初クリアを目指す人にとってはほぼ必須レベルだと個人的には思う。

 

「呪われてるアイテム」とか「ギタン」とかでもいいけれど、「1本の木の矢」を「おにぎり化」してもらうのがオススメ。

ということで、上のボウヤーの矢稼ぎと併せて行うことを推奨。

矢が複数本ある場合は、1本ずつ打って床に置き、他のアイテムと交換することで分散して矢を所持できる。面倒だけど大事。

サブの武器や壺、杖などの大事なアイテムはおにぎり化させられると困るので、必ず床に置いてからやること。

5〜6階は畠荒らしが湧くので、なるべく4階でやりたい(ここ重要

5〜6階で実践して床に置いた壺や武器を雑草に変えられて泣いた風来人は沢山います。

また、落とし穴の罠などにも要注意。行動範囲はなるべく罠チェックをしておきたい。

(※罠チェック:攻撃すると前方マスの罠の有無が判別できる。)

 

これもレベルが低かったり、盾が弱いとしんどいので、鉄甲の盾か重装の盾があるとやりやすい。どちらにせよ、体力に気をつけつつ、ほどほどに。

慣れていないうちは、体力が1/3以下にならないうちに、にぎり変化を倒して次のにぎり変化を探すとよい。

 

 

最低でも大きなおにぎり5〜7個ぐらいは確保したい。

私は心配症なので、10〜20個ぐらいは必ず量産し、持ち歩けない分は食べまくって最高満腹度を150前後ぐらいまで引き上げている。最高満腹度を上げておくと、後々助かることも多い。

また、作ったおにぎりはデロデロの罠を踏んで腐らせるのが怖いので、なるべく保存の壺

にいれて保管しておきたい。保存の壺ではなくとも、識別できていれば「アホくさい壺」「ガイバラの壺」「弱化の壺」などでもよい。壺がなければ仕方がないが……。

 

デロデロの罠でせっかく作ったおにぎりを腐らされるとこちらのやる気まで腐る。

壺が拾えなければ罠チェックを気持ち多めにやりながら歩くことも大事。


ちなみに未クリア者にとっては、「99階まで行くのに5個とかで足りるの?」とか疑問だと思うんだけど、しっかり階層を探索できる力が身についていれば、床落ちしていたり、倒した敵が落としたり、店の商品になっていたりで、定期的に入手できるので意外となんとかなる。

 

とは言っても、満腹度についてはやはり常に心配なので、なるべく早くメイン武器に皮甲の盾を合成して満腹度半減を手に入れておきたい。また、「困った時の巻物」もおにぎりの代用になることも覚えておきたい(空腹度がゼロになってから使うこと)。またブフーの杖があれば、まわるポリゴンの肉とかでなんとかなるらしい(私はやったことないが……)。

草を食べても満腹度が5だけ回復するが正直気休めでしかない。

 


……色々書いたけどニコニコ大百科「オニギライズ」の項目でめっちゃ詳しく解説されていました。

 

 

【テクニック④】妖怪にぎり親方狩り

鬼面武者を倒した後に出現するぼうれい武者のレベルアップを利用する。

にぎり変化を「にぎり親方(orにぎり元締)」にレベルアップさせて、おにぎりを投げて倒す(ギタン投げでも可)ことで、かなり経験値が稼げる。おにぎりを喉に詰まらせて死ぬ親方かわいい。

ぼうれい武者を上手くコントロールして「にぎり元締」を倒せればかなり美味しいが、事故の元なので無理はしないこと。にぎり親方を倒すだけでもそこそこ美味しい。

 

記述の順番が前後したが、にぎり親方狩りを成功させて、シレンのレベルを上げると、にぎり変化からの被ダメを抑られてオニギライズがやりやすくなる。

 

 

 

 


【5〜14階】

敵を一部紹介。気が向いたら追記します。

 

畠荒らし(5〜6階)

畠荒らしは本当にウザい。

上級者でも、最初から起きてフロアを徘徊してるコイツがアイテムを雑草化するのは止められないことを思うと地味に作中屈指の嫌がらせ敵かも。

モンスターハウスのアイテムを全て雑草に変えられると、もう最悪。風貌も完全にハゲジジイだしもうマジで早く死んで欲しい。

対策は特になく、憎しみを込めて殴るのみ。

 

 

ゲイズ(6〜8階)

ずっと俺のターン!」。

シレンが行動不能になる催眠術をかけてくる。

行動不能というか、正確に言うと、行動ターンを消費して勝手にアイテムを使わされる。

催眠の連続使用率は高く、結果的にプレイヤーが数ターン行動不能にさせられることが多い。

多くの風来人がこばみ谷で初めに出会う「初見殺し」なのではないかと思う。初心者の頃はどう考えてもこいつが一番の最凶敵だと思っていたが、フェイ深層にはゲイズの他にもヤバい敵が沢山いる……。

とはいえ、「ずっと俺のターン」はやはり脅威。

一ツ目殺し(「目」印の剣)があれば大ダメージで簡単に狩れるが、持っていなければ極力対面したくない。

矢で遠くから削りまくるとか、ギタン投げで倒すとか、杖で誤魔化す(かなしばりの杖/身代わりの杖/封印の杖/鈍足の杖など)か、使わされて困るアイテムは置いてから殴るとか、逃げて次の階に降りるとか臨機応変に対応しよう。

空き容量のある変化の壺を持っている場合は特に注意。

 

ちなみに、深層で登場する上位種はHPがやや多いだけで、催眠自体は同じ性能

中盤以降になるとこちらの所持品は空き容量のない壺だらけになっているため、催眠を受けてもさほど脅威ではない。今作では壺を投げさせられたりはしない。復活の草とか飲まされたら困るけど。

 

 

死の使い(6〜8階)

見た目通り強い。攻撃力が高いので注意。

成仏の鎌とか斬空剣があればラクに倒せる。

余談だけど、中層以降に出てくる上位種は、壁をすり抜けてきたり2回攻撃をしてくるので厄介。

 


ガイコツまどう(6〜8階)

加速の杖を振ってくれたり、場所替えの杖を振ってくれてたり、お茶目でかわいいやつ。普通に対面して戦ってもなんの問題もない。

 

余談になるが、まさかコイツのレベルアップが最凶敵だとは思いもしなかった。下手すると簡単に秒殺される「ガイコツまおう(26〜30階)/ガイコツまてん(61〜75階)」が本作中の最凶敵と言われる。ガイコツまじん(14〜16階)も混乱の杖などが厄介なので殴り合いはやめて、杖で先手処理推奨。

白紙の巻物が一枚の場合、「ガイコツ〜〜」種族に使いたい。

 

 

ノロージョ(10〜12階)

油断してると持ち物を呪われる。特に壺や装備武器が呪われると厄介。

おはらいの巻物を持っていればなんとかなるが、上述したゲイズと同じ対処法で対策してもいい。特に矢で何回か削って剣で倒すのがオススメ。

攻撃がはずれて呪われる事故もあるが、まあ仕方ない。

 

オヤジ戦車(10階〜12階)

2ターンに1度しか行動できない鈍足なので、「1回殴って斜めに後退、1回殴って斜めに後退……」を繰り返せば砲弾を食らわずに倒せる。

ただし、遠くから不意打ちで砲弾を撃ってくることがあるので注意。

また、砲撃による爆風は周囲マスに置いてあるアイテムを消滅させるので要注意。

店を物色していたら戦車が砲弾してきて、商品が消えるという事故もありうる(経験済)。

 

 

火炎入道(11〜12階)

矢を撃ってはならない。ギタン投げもダメ。モノを投げると増殖する。

杖の魔法弾は当ててもOK。杖自体を投げるのもOK(だった気がする)。

ただモノを投げると増殖する以外は特に個性はないので普通に殴ればよい。

 

 

キグニ族(11階〜12階)

見境なく攻撃をして、敵を倒すと勝手にレベルアップする。

勝手に強くなられると厄介なので、対処用の杖かギタンを持っておきたい。

モンスターハウスにいると他の敵を殲滅してくれることがある。

 

(余談だが、キグニ族の種を敵に当ててモンスターハウスをかき乱すというテクもある。)

 

 

セルアーマー(12〜13階

シレンの装備中の武器を弾き飛ばしてくる。

遠投の腕輪を装備していると弾き飛ばされた武器は二度と戻ってこない。

遠投の腕輪愛用者は特に要注意。彼の出現階では絶対に外しておこう。

ちなみに私はこの事故が嫌いなので遠投の腕輪は使わない。

 

対面して戦うときは絶対に壁を背中にくっつけて戦うこと。

弾き飛ばされた武器が後ろにいる敵に当たってなくなるリスクを排除できるし、飛ばされた武器もすぐに拾える。

 


【14階〜16階】

(余力があれば他モンスターについても追記します。)


ガイコツまじん(14〜16階)

ガイコツまどうとは違い「混乱」「一時しのぎ」など当てられたら少々困る杖を振ってくる。事故で杖の魔法弾を食らってしまってもまだなんとかなるレベルではあるが、あまり当たりたくはない。向こうの杖の攻撃を受ける前にこちらから杖で対処するのが吉。

 

もし、白紙の巻物orジェノサイドの巻物が既に手に入っていれば、先にガイコツシリーズを葬っておいてもよい。白紙の巻物の場合は「じぇのさいど」と書き込んでから投げつけること。何度か書いてるけど上位種の「ガイコツまおう(26〜30階)」「ガイコツまてん(61〜75階)」は本当に怖い。彼らはシャレにならない強さなので、可能なら先に芽を摘んでおいてもよい。

 


めまわし大根(14〜15階)

混乱草を投げてくる。そこそこ危険なので、確殺できる剣がなければ矢か杖かギタン投げで対処する。

ちなみに混乱状態でも矢や杖は狙った方向に放てる。

 


ゲドロ(15〜16階)

初見殺し。こばみ谷の湿地帯にも出る。

剣・盾の補正値を下げてくる。見るからにキモいし見た目通りの能力。


「サビよけの腕輪」を装着していれば完全に防げる。

また、剣・盾に「金」印があれば完全に防げる。

(メッキの巻物か金の剣/金の盾を合成することにより「金」印がつく)。

また、皮甲の盾はサビないので攻撃を受けてもサビない。

上記のサビない剣・盾を持っていない場合でも、装備を外していれば武器は安全

ゲドロは攻撃もしてこない。が、素手で殴ると増殖する可能性もあるのでキモいしウザい。装備を外しているときに、他の敵が接近してくると辛いので、ゲドロだけは「かなしばり/一時しのぎ/封印/鈍足/身代わり」などでとっとと行動不能にしとくとよい。

 


余談だが、上位種のオドロ(41〜55階)はなんと  武  器  の  印  を  消  し  て  く  る

私が一番嫌いな敵である。

ちなみに「サビよけの腕輪」は上位種のオドロの印消しは防げず、防げるのはゲドロの攻撃とサビの罠のみ。ピンポイントな残念性能。17階以上で「サビよけの腕輪」は基本的にはお払い箱

 

 

で、私は幸せの杖があれば必ず下記の「チドロ狩り」をやっています

 

 

【テクニック⑤】チドロ狩り(15階or16階)

しあわせの杖の所持が条件。レベル上げ作業。

まず、階の探索を全て終えてから、ゲドロを階段付近まで誘導する。

必ず剣と盾は外してから、しあわせの杖を2回振り(回数がなくなっていたら杖自体を投げても良い)、チドロを誕生させる。

あとは階段の上に居座り、チドロをひたすら素手で殴り続けるだけ

チドロは1/4の確率で分裂するので、倒しきる前に必ず分裂してどんどん増える。

チドロ狩り中に他の敵に囲まれても困るので、早めにチドロを増殖させ囲まれるのが理想。

1匹あたり経験値600。どんどん倒そう。

……と言ってもHP100なので、最初の方は10回以上殴らないと倒せない。

 

自分はフロアに風が2回吹くまで粘り続け、レベル30から35くらいまで上げている。

※フロアの風が3回吹くとゲームオーバーなので注意。

必須ではないが、気がついたら自分がクリアした4回については必ずこれをやっているので、手間と時間はかかるものの、かなり有効なレベル上げ作業だと思う。

欠点は時間がかかることとチドロがキモいことぐらいだが、レベル30以上になるとしばらく敵の物理攻撃に悩まされれなくなるので、ダメージレースで優位に立てる。

フロア探索も捗り、余裕を持って良アイテムの探索ができる。

 

 

 

【17〜21階】

15階から21階あたりまで「ギャザー」「サーベルゲータ」「ドレムラス」「地獄の使者」「チェインヘッド」と、物理的に攻撃力・防御力が高い敵が出てくるので、ここら辺までに良い武器を揃えていなければ結構苦しくなる。諦めるのも手。

 

逆に、20階までに「合成の壺」を識別できており、盾か剣に印を増やせていれば順調と考えてよい。

 

 

99階まで探索すればそれなりに良い武器もアイテムも出るようになっているが、低層の段階でそれなりに良アイテムが出なければそもそも中盤(20〜50階)を乗り越えるのが厳しい

20階までにしっくりこなければ諦めてリセットするのも手の一つ。

というか諦めなくてもアイテムが悪ければこの辺までにわりと死ぬ。

 

ちなみに私はアイテムの出方と気分によっては、10階前後で諦める時もある。

とにかくアイテム運が大事なので、諦めるときはさっさと諦めて次の冒険を始めよう。

 

 

 

 

 


長くなったので後半はまた書きます。

【風来のシレン】フェイの最終問題におけるアイテム識別セオリー

フェイの最終問題におけるアイテムの識別法を書きました。

「フェイの最終問題では全てのアイテムが未識別の状態で出現する」と初めて知った時、「なにその無理ゲー」と思ったものですが、もはや今では識別すること自体が楽しくなっています。

だいぶ自己流なので、最適解ではないかもしれません。

 

⦅識別の基礎知識⦆

 

〔全アイテム共通:店の活用(買値と売値)〕

・店にアイテムを置いて店主に話しかけ「売値」を確認することで、かなり候補が絞り込める。

・序盤に識別したいアイテムランキング堂々No.1の「合成の壺」なんか、売値だけで一発で識別できる。(合成の壺と同価格帯の壺は存在しないため)

 

・また勿論、店の商品も「買値」で絞りこめる。

・とりあえず店の商品アイテムには全て値段の名前をつけておくとよい。

 

(例)

例えば、店に置いてある15000ギタンの「まるい壺」に、「15000」と名前をつけておくとする。

その場では買えなくても、後のフロア探索で「15000」の壺を拾えることがある。

15000ギタンの壺なんて「強化の壺」「弱化の壺」「うっぷんばらしの壺」の3択しかないので、

適当に識別済の「木甲の盾」を壺に入れて次のフロアに行き、「木甲の盾+1」になれば「強化の壺」、「木甲の盾−2」になれば「弱化の壺」、「木甲の盾」のままなら「うっぷんばらしの壺」というようなセルフ識別ができる。

……例というか、私がよくやる手口なんですけど、知っているのと知らないのでは大違い。実践するとかなり識別が捗ります。

 

 

〔杖の識別知識〕

・杖の識別は非常に簡単で、ほとんどのものが一度振ってしまえば効果がわかるものばかり。

少しわかりづらいのは「不幸の杖」「回復の杖」「転ばぬ先の杖」ぐらい。いずれも、一度当てただけでは、なんにも反応もないケースがある。

「不幸の杖」は「あなぐらマムル」などの上位種に当てれば、レベルダウンするので判別可能。

「回復の杖」と「転ばぬ先」は混同しがち。相手にダメージを与えてから杖を振ることで「回復」か「転ばぬ先」か判別できる。

ちなみに「回復の杖」は死にアイテムだと思われがちだが、幽霊系の敵には50の固定ダメージを与えるという隠れ性能があるので「死の使い/地獄の使者」「ガイコツまどう/ガイコツまじん」「セルアーマー」あたりは1ターンで確殺できる(らしい)。(その効果を忘れがちなのと基本すぐ捨てるのであまり試したことはないんですが……)

・なお、デメリット杖の「しあわせの杖」には要注意。隣同士でレベルアップさせると大惨事になることもある。杖の識別に際しては、少し離れた場所から振るとよい。

「杖の使用回数の識別」は店の売値で確かめて、メモする習慣をつけよう。めんどくさいけど意外と大事。まあ途中からやったりやらなかったりになるんですけどね。

「目の前のゲドロを杖で止めたいけど、所持杖の残回数が1か0かどうかわからない時」に物凄い緊張感が生まれたりします。

 

 

〔巻物の識別知識〕

・巻物も基本的には一度使って識別する。

・店がすぐ見つかれば売値によってある程度候補を絞り込めるが、大体の場合、持ち物を圧迫するので、読めば識別できる巻物はサッサと読んで識別しとくと良いと思う。(1枚目は使用するとなくなるので、使えるのは入手2枚目から。)

・ただし、デメリットアイテムもそこそこ存在している。「拾えずの巻物」「くちなしの巻物」「迷子の巻物」「モンスターハウスの巻物」の可能性があるので、上記の巻物が未識別の時点では、フロア探索が全て終了してアイテムを全て回収した後に、なるべく大きな部屋の入り口で読むのが吉。(特にアイテム回収に影響を及ぼす「拾えずの巻物」の識別までは要警戒。)


モンスターハウスの巻物は、厄介な敵がいない低層では、むしろボーナスステージ製造機。ただし、巻物を読んだ後、必ず敵の行動から始まるため、モンスターハウスの巻物が未識別の段階では、すぐ通路に逃げこめるよう必ず大きめの部屋の入り口で読むクセをつけよう。(小さい部屋だとモンスターに囲まれるリスクが高い)


・選択式の巻物は「識別の巻物」「おはらいの巻物」「吸い出しの巻物」「おにぎりの巻物」の4種。「おにぎりの巻物」に要注意。

識別目的で壺や腕輪をおにぎり化するとちょっと凹む。

おにぎりにしてもよいアイテム(他の未識別の巻物とか)に読むのが無難。(……と、頭では分かっているのに「識別」だと踏んで壺をおにぎり化したりする事故も起こりがち。まあ事故といっても「信号無視したら車に引かれた」レベルで自分が悪いのだれど……)

もっと、慎重にいくなら店を発見するまで所持しておけば売値で識別できる。(ただし「吸い出しの巻物」と「おにぎり巻物」は同価格。)

ちなみに、「おにぎりの巻物」自体は識別さえ完了すればかなりの良アイテム。

デロデロ無効のインスタント食品と考えればよいし、落ちている武器を試そうと装備したら呪われていた時の「おはらい」の代用としても使えたりする。

……というか選択式の巻物は全て良アイテム。全て未識別段階だと、おに巻ちゃんが混在しているため緊張感が生まれる。

 

・「天の恵みの巻物」「地の恵みの巻物」は剣盾の呪い解除にも使える。

「大部屋の巻物」は、店の泥棒に大活躍

・「バクスイの巻物」「混乱の巻物」などはモンスターハウスや召喚スイッチの罠などの対処に使える。

・「自爆の巻物」はすぐ捨てちゃうけど、実は窮地を挽回できるポテンシャルを持つハイリスクハイリターンアイテムだと思う。けど使いにくいので私はすぐ捨てちゃう。

・「困った時の巻物」は「装備のおはらい」「おにぎり」の代用になる。

 

・「白紙の巻物」「ジェノサイドの巻物」は、こだわりがない限り、ガイコツ系のジェノサイドに使用したい。

店に売っていればどうにかして泥棒できないか、頭をフル回転して考えて欲しい。白紙の巻物は買えそうなら買ってもいいし、なんなら多少大事なアイテム売ってでも手に入れたい。もちろん、店以外に普通に落ちていることもある。

 

ただし、店に「白紙の巻物」があるがどう考えてても泥棒できない時は、売り物の「白紙の巻物」に「おおべや」と書いて使って、白紙の巻物以外を泥棒することも可能。

 

途中から脱線して識別法の話していませんが、巻物の話は以上です。

 


〔壺の識別〕

・「入れる壺」と「押す壺」がある。


・「入れる壺」は、「保存の壺」「変化の壺」「やりすごしの壺」「アホくさい壺」「割れない壺」「識別の壺」「倉庫の壺」「底抜けの壺」「合成の壺」「強化の壺」「弱化の壺」「うっぷんばらしの壺」「ガイバラの壺」の13種


・「やりすごしの壺」だけは、呪われていない限り「入れる」を選択した瞬間効果が発動して識別できる(上に、なくなる)。店の売り物でうっかり「やりすごし」を引くと値段を払わなければならなくなるので注意。


・種類が多いので、基本的には「店」を見つけるまで我慢して所持して、売値で候補を絞るのが定石。

 

・このゲームにしては珍しく良心的なことに「合成の壺」は独自の価格帯なので売値/買値だけで判別可能。

 

「識別の巻物」が識別できていれば、絞りきれない「入れる壺」の識別に使用したい。(「押す壺」はセルフ識別が容易いので使う価値なし。)


・ただ、なかなか店が出現しないこともあるので、勇気を出してギャンブル識別してみるのも手の一つ。

入れたら無くなったり変化したり、投げたら無くなったりするデメリット壺も多いので、試しに要らないものを入れてみよう。

 

使い勝手のいい「保存の壺」は正直なるべく早く引きたい。しかも、たくさん欲しい。

・また、縛りプレイでもしていない限り「合成の壺」と「強化の壺」を入手することがクリアの必須条件とも言えるので、これらを見つけることを目的に壺の識別は気合入れて頑張ろう。

 


・「押す壺」は「背中の壺」「トドの壺」「魔物のるつぼ」の3種。

・価格帯が全て一緒なので、店での値段判別は不可能。

・押せば必ず判別できるが、「魔物のるつぼ」は結構危険なので、試すときは「魔物のるつぼ」を引いてもいいように、通路の行きどまりで試すのが吉。

・「背中の壺」は「薬草」「弟切草」の上位互換なので持っておきたい。終盤でも保険として活躍できる。

・「トドの壺」は一番手軽な泥棒に使える。壺は盗めないので「白紙の巻物/ジェノサイドの巻物」や「妖刀かまいたち」「見切りの盾」などの高価な武器の泥棒に使いたい。

(投げて割って出てきた中のトドをレベルアップさせてから倒してアイテムを手に入れるという上級者向けの楽しみ方もあるらしい)

 

 

〔草の識別〕

・飲むべし!

・売値で識別できるけど持ち物を圧迫するのでサッサと飲んだほうがいいと思う。(巻物と同じ)

・薬草・弟切草はHP満タンの時に飲むとHP最大値を上げられるため、草の識別はHPが満タンの時にやろう

・近くに店があるときに「キグニ族の種」を飲むとシレンが何を血迷ったか店主を攻撃し、返り討ちにあって瞬殺されてゲームオーバーに直結するので、店から十分離れたところで草を飲もう

・店に売られている草は値段で目星をつけて絞るのが吉。草に限った話でもないけど。

 

・「復活の草」を識別目当てで飲んで消費するのが勿体ないとする意見もあるが、正直わりと複数出るアイテムなので、個人的には1個目は識別に当てて、使用するのは2個目からでいいと思う。

 

・深層の店には「超不幸の種」というレベルとHPを1まで下げるヤバい草が置かれているらしいので気をつけよう。店限定アイテムなのでそこまでビビることもない。というか、深層で未識別の草に出会った時点で怪しさ満載なので「なにこれ、飲んじゃお!」とは普通ならないと思う。

 

〔腕輪の識別〕

序盤は、とりあえず装着して確認

呪われていたら、呪いよけの巻物/おにぎりの巻物/装備はずしの罠に出会うまで辛抱しよう。

 

①装着して、すぐ効果が分かるもの

「ワナ師」、「透視」

(※まあどちらもレアなので多分違うと思う)

 

②装着して木の矢や不要アイテムでも投げてみる

→遠くに消えたら「遠投」。

 

③池とか歩いてみる。

→歩けたら「通過」

 

④歩いてたらなんか経験値が上がってレベルアップした

→「しあわせ」

 

⑤歩いてたらなんかアイテム落とした

→「垂れ流し」

舌打ちしながらすぐ捨てよう。

 

⑥なんか腹減り進行速度が早い……なんかHPの自然回復が早い……

→「回復」

 

⑦その他

「〜よけシリーズ」か「痛恨の腕輪」か「値切りの腕輪」か「識別の腕輪」。

 

「識別の腕輪」は店売り限定かつ高価なので、無視してよい。

「値切りの腕輪」もホイホイと出るようなアイテムではないので、あまり考えなくてよい(出たらすいません)。

「痛恨の腕輪」は正直、痛恨の一撃を敵にもらうまでかなり気がつきにくいので、憎いデメリットアイテム。判別できたら二回ぐらい舌打ちしながらすぐ捨てよう。

 

「毒よけ」「サビよけ」「混乱よけ」「眠りよけ」「ドレインよけ」は正直値段も一緒なので、すぐに判別するのは難しい。

めぐすり草で罠が見える時に、「回転板」「催眠ガス」ぐらいは踏みに行ってもいいかもしれない。「毒矢の罠」「サビの罠」は識別のために踏みにいくのはアホらしい気がするので推奨しない。

 

ただ、この中で必須なのは「眠りよけの腕輪」と私の好きな「ドレインよけの腕輪」ぐらいであって、

「眠りよけの腕輪」が必要になるのも終盤46階以降なので、あまり躍起にならず、気長に識別できればOK。

 

「識別の壺」が識別できていれば、腕輪はこれに入れてしまうのが手っ取り早い気がする

 

 

以上。

【風来のシレン】「フェイの最終問題」攻略概論

「フェイの最終問題」をクリアした。

 

今年春にリリースされたスマートフォン版「風来のシレン」は「風来のシレンDS」の完全移植作なのだけど、当時、中学生の私は「DS版風来のシレン」の「フェイの最終問題」をどうしてもクリアできず挫折していたので、10年越しのリベンジ達成となり、今回のクリアは非常に感慨深いものでした。

ちなみに、DS版自体も1995年発売のSFC版のリメイクであるから原作はなんと24年前のゲームということになるらしい。今遊んでも超おもしろいのマジ最高……。

 

で、その後もハマってしまい、4回もクリアしてしまったので、なんとなく個人的な攻略法を書きたくなってしまい、筆を取りました。

……というのも、検索で上位に引っかかったシレンの攻略ブログ等はなんとなく読み漁ってみて、参考になったものはいくつかあれど、めっちゃ丁寧に詳しく書いてくれてるものがあまり見当たらなかったんですね。「ないなら自分が書こう」と思って、自己流の攻略記を出来る範囲で詳しく書いてみることにしました。「後進シレンジャーの育成」とか「業務引継書」のような気持ちで書きますので、先輩シレンジャー諸氏は目くじらを立てず温かく見守って欲しいです。

そもそも「風来のシレン」は何度も冒険に挑戦して、死ぬ度に敗因から対策を掴んだり、自分のセオリーを構築して、知識とプレイスキルをレベルアップさせていくという楽しさもあり、こういう攻略を書くのはちょっと野暮みたいなところはあるんだけど、どうもシレンには運要素や初見殺しの凶悪な敵が多くあまりにも難易度が高いので、攻略の道しるべみたいなのはいくつあってもいいんじゃないかなと思っています。

 

なので、「フェイの最終問題、絶対無理じゃん。無理ゲーじゃん」と諦めた人にこそ、これを読んで、もう一度挑戦してほしいと思います。そう、かつてクリアを諦めた中高生の頃の自分のような人にこそ読んでほしい……。

 

あと「風来のシレンって何それ」みたいな人も1800円払って、とりあえず買って欲しい。

ソシャゲのガチャ回すよりはおもしろいと思う、多分。

 


はい、前書きはここまでです。

 


ーーー【以下、本題】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

【攻略の柱】
クリアのための鍵は、以下の3本柱+αだと感じた。

 

 ①武器の合成

 ②杖の確保

 ③腕輪の確保

  ⦅+α⦆ 「ガイコツまおう/ガイコツまてん」のジェノサイド


①〜③+α について、具体的に必要なアイテム名を挙げると、

「合成の壺」「強化の壺」「眠りよけの腕輪」「一時しのぎの杖/かなしばりの杖/身代わりの杖」は絶対に欲しい。「ブフーの杖」はややレアだけど、出たら即確保すべき。

レアなので出ないこともあるが、「白紙の巻物(orジェノサイドの巻物)」もなるべく出てほしい。

また、こちらもレアだが「識別の腕輪」「透視の腕輪」「ワナ師の腕輪」あたりは出たらかなりラッキー。

 

はい、それでは各項目の解説をします。

 

 

①「武器の合成」

深層にいくにつれ、敵はどんどん強くなるので、剣も盾も落ちている状態のものをそのまま使っているだけでは歯が立たなくなっていく。

そこで必要なのは「合成の壺」による武器(剣/盾)の強化。合成できないと99階はおろか30階ぐらいまで到達するのもなかなか厳しいのではないだろうか。


(一)剣について

剣は、メインの「どうたぬき」・「カタナ」(「長巻」でも「こん棒」でも可)に出来るだけ多くの印をつけることが重要

 

妖刀かまいたちの「三」印、斬空剣の「空」、成仏の鎌の「仏」、一つ目殺し「目」、ドラゴンキラーの「竜」などは優先的に欲しい。というか、正直言うとその他の印も全部欲しい。

個人的な優先度は「三」≧「空」>「仏」=「目」=「竜」=「月」>「ド」≧「金」≧「会」だけど、まあ正直全部重要なので出現した順にどんどん印を増やしていけば良い

一番下にしたけど「ミノタウルスの斧(会)」もあればめっちゃ便利。


もちろん補正値についても、数字が大きければ大きい方が良い。強化の壺があれば、余りの「どうたぬき/カタナ/長巻/こん棒」を補正値上昇用にぶち込もう。性能付の刀を強化の壺に入れても良いけど、上限値は「8」であることに注意。


……が、正直どっちかというと「剣」は補正値の値より、ついてる「印」の方が重要!

極端な例を出すと、どうたぬき+50(印なし)より、長巻+5(印全種付き)の方が有用なのではないかと思う。ちょっと例は極端だけど。

 

 

(二)盾について

盾は、「鉄甲/青銅甲/重装」あたりをメインにしよう。

「重装の盾」は防御性能がいいが、空腹度消費が早く「皮甲」を2枚くっつけないと皮効果にならないので、序盤では若干扱いづらい。「鉄甲の盾」の方が序盤は使い勝手がいいかも。

空腹度問題を考慮すると「皮」印はなるべく早めに合成したい

次点で「ト」「地」「竜」「見」。こちらもどれも重要なので、優先度というよりは集まった順から早めに合成して印を増やしたい。

深層に行くまでに、大型地雷の罠・ガンコ戦車イッテツ戦車対策の「地」ドラゴン系列の炎対策の「竜」は本当に欲しい。ローグトドも怖いので本当は「ト」印も欲しい。

 

いくら皮が重要と言っても、合成の壺の容量を余らせるのはもったいないので、合成は入れる個数の算段がついてから。具体的には、「合成の壺(5)」に「メイン盾+皮甲」を入れて、容量3余らせてすぐ割るとかは絶対やめよう。一応書いたけど、そんなことする人なんていないか。割らずに吸い出しの巻物を使うならOK。


「剣」と異なる点としては、「盾」は補正値がかなり重要

深層に行くにつれ、どんどん敵の攻撃力が上がるので、強化の壺に「鉄甲/青銅甲/木甲/皮甲」などを入れて育てておきたい。皮甲でも+15まで強化できる。

最終的には+40あたりまでは欲しいが、まあ+20あたりでも大丈夫……かな、と思う。

 

盾は本当に数値が大きいほど良い。

 

 

 


(三)余談

……と、まあここまで合成の壺と強化の壺が出る前提で書いているが、合成の壺はなるべく潤沢に出て欲しい。20階までに合成の壺が全く出なければ諦めるべきかも、というか諦める前に多分防御力/火力不足で普通に死ぬ。理想を言えば、強化の壺も30階ぐらいまでに1つは確保しておきたい。

初クリアを目指す人は「合成の壺」「強化の壺」が低層で出なければサッサと諦めるのも良いかも。

(ただし持ってるのに未識別であるため気がつかないというのは、また話が別なので、識別スキルは磨くこと。識別は売値/買値で絞るのが基本。)

 

〜30階までは印を増やすことに重点を置き

〜50階までは(特に盾の)補正値を上げておきたい(+20以上が理想)


※階数の目安はなんとなくの感覚で書いているので、絶対にそうしろというわけでもないです。

 

 

ちなみに、「剛剣マンジカブラ」「風魔の盾」は完全上位互換なので、もし拾えたらメインに使おう。ただ、どうたぬき・カタナや鉄甲・青銅甲でも余裕でクリア可能なので、出なくても問題はない。

 


②「杖の確保」

深層(45階〜)になると、いくら剣盾の武器が強くても、どうにもならない嫌がらせをしてくる敵がちょくちょく出る。そうした強敵は杖で対処するのが定石。

「ブフーの杖」が間違いなく最強だが、出現率が低めのため過度に期待しないこと。出やすくて使い勝手がいいのは「一時しのぎの杖」「身代わりの杖」「かなしばりの杖」の3本


「強化の壺」に上記のどれかを入れて、回数を増やしておきたい。

強化の壺は、贅沢を言えば2個以上持って「盾」「剣」「杖」を育てまくるのが理想。強化の壺1つなら「盾1個、剣1個、杖1〜3」本ぐらいのバランスで育てよう。

ただ、回数が潤沢な杖が本当に必要になってくる場面はオドロ出現しはじめる45階あたりからなので、強化の壺が1つしかない場合、序盤は盾と剣を入れておいて、吸い出しの巻物で強化対象を切り替えるなどやりくりも一考。

 


「鈍足」「不幸」「場所替え」も使い方によってはかなり良い杖なのだけど、汎用性という意味だと上記3本に劣る。強化する(回数増やす)ほどではないが持っておくと良い。

「雷光」「痛み分け」は更にピーキーな性能。上級者向けかなと。

ネタ杖だと思われがち、というか、思ってたんですけど、転倒事故防止の意味で「転ばぬ先の杖」は地味にあれば意外と便利。

 


杖の回数の識別は非常に面倒ではあるが、店に置いて売値で判別してメモっておくとよい。窮地に陥ったときに、かなしばりの杖を振ったら空砲だった……ということはなるべく避けたい。

また、深層まで到達して、大体のアイテムを識別しきった場合には、識別の巻物や識別の壺を杖回数の判別目当てで使用するのも大いにアリ。

ちなみに識別の腕輪があればこの面倒くさい判別作業は全て不要になる。

 

 

完全な余談として、中高生時分の私はよく40階〜60階で死亡していたのだけれど、

これは「オドロ」「ねむり大根」「スカイドラゴン」などに対応できていなかったため。

①の武器の合成が上手くいくと40階〜50階までは到達できるんですが、杖を上手く使えないと、その辺でこいつら心を折られて死ぬ。

 

なんでも、武器は不要で杖だけでクリアできる上級者もいるらしい。というぐらい杖は重要。

 

 

 

③「腕輪の確保」

46階から60階に出現するねむり大根対策として「ねむりよけの腕輪」が必須。

持っていなければ、眠らされてボコられて永眠、ということも十分起こりうる。

同価格帯の腕輪が多いので識別が若干困難。装着してすぐ性能がわからない「〇〇よけの腕輪」シリーズは、識別が難しいので、わからなければ「識別の壺」に入れて見分けよう。

勿論、めぐすり草で発見した「睡眠ガスの罠」を踏んで試してみてもよい(若干危険だけど)。

なんだかんだ「眠りよけの腕輪」は出現率は高いため46階までには1個以上は出ると思う。

※「識別の巻物」でも良いけど、識別の巻物はなんとなく壺の識別に優先的に使いたい。

  壺の識別が大体終わっていれば、「識別の巻物」で腕輪を識別してもよい。

 


個人的な好みではあるが61階以降はドレイン系のモンスターが多いので「ドレインよけの腕輪」がオススメ。

 


レアだけど「透視」「識別」「ワナ師」は出たら超ラッキー

「透視」は、強敵を事前に回避したり、通路の出会い頭事故がなくなるので超便利。

「識別」は、杖の回数まで識別できて超便利。杖強化しなくても、適当に拾った杖だけでクリアできそう。

「ワナ師」は強いけど、なんというか別ゲーになる。「掛軸裏」はそこまでやっていないので、私は使い方がよくわからない。モンスターハウスで困ることはなくなるし、落とし穴の罠を集めて高速クリアとか狙えるんでしょうかね。


「毒よけ」「混乱よけ」「サビよけ」は性能がピンポイントすぎてあまり使えない。

「垂れ流し」「痛恨」はデメリットアイテムなので論外。

「遠投」は使えなくはないが、事故の原因なので私は使用しない。

会心」「回復」は持っておいても損はないが若干上級者向けの性能。

「値切り」はレアなのでクリアのお土産用に持って帰ってもよい。またハイスコア狙いならかなり使えるらしい。

 


★腕輪まとめ

「眠りよけの腕輪」は必須。

「ドレインよけの腕輪」はオススメ。

レアだけど、「透視の腕輪」「識別の腕輪」「ワナ師の腕輪」は入手できたら超強力!!

 

 

 

★⦅+α⦆

ジェノサイドの巻物(白紙の巻物)による「ガイコツまおう/ガイコツまてん」の根絶やし。

 


ガイコツまてん(61階〜75階)はダンジョン中で一番厄介な敵。

具体的には、同じ直線上に並ばれて、杖を振られると、眠らされたり、おにぎりにされて無抵抗のまま殺されることがよくある。

部屋を歩いていたら通路側からガイコツまてんの杖が飛んできて何もできないままいきなり完封されて死ぬこともある。

……ので、特にこだわりがなければジェノサイドの巻物(白紙の巻物)は絶対に「ガイコツまてん」に使用したい。ジェノサイドの巻物は読む巻物のではなく、投げて当てて使う巻物であることに注意!

 


ちなみに、白紙の巻物を「ジェノサイドの巻物」の代用として使うには、他の冒険でジェノサイドの巻物を読んでおく必要がある。トップメニュー「冒険の足跡」の「24番:ジェノサイドの巻物を読んだ」が埋まっていればOK。

こばみ谷やテーブルマウンテンではジェノ巻はなかなか出ないので、フェイの最終問題の救助の便利パスなどで、低層にジェノサイドの巻物が落ちているものを使わせてもらうのが一番手っ取り早い。

 

 

 

【補足】必要なスキルや知識

上記の3本柱+αを達成するのに、必要なスキル・知識は以下の通り。


(一)道具の識別スキル

(二)食料の確保スキル

(三)泥棒テクニック

(四)強敵モンスターの知識

(五)アイテム運

(六)その他基本的で細かい小テクニック

・ギタン投げ・罠チェック・矢による通路の敵チェックなど

 

書くの疲れました。このへんの解説は余力があれば今度追記します。

 

攻略サイト

ドラクエ&パズル」様の「風来のシレンDSSFC攻略インデックス」

http://miya.s16.xrea.com/siren/

幸いリンクフリーとのことでしたので、ご紹介させていただきます。

こちらのデータベースが一番見易くわかりやすかったです。

「階層別出現敵リスト」と「アイテムの値段表」は目に穴が開くまでお世話になりました。

 

・出現敵リスト

http://miya.s16.xrea.com/siren/ds/dungeon/feilast.html

(出現敵の対策を練る)

 

・アイテムの値段表

http://miya.s16.xrea.com/siren/ds/item/nedan.html

(店での値段識別に必須。

 

スマホとは別にタブレットかなにかで別途表示しながらプレイするとよいのではないでしょうか。

 



 

【私の立ち回り簡易チャート】

●低層(1階〜14階)

・おにぎりの確保(4階)

・アイテムの識別(全て大事だが特に壺。)

 


●中層(15階〜40階)

・武器の合成(印増加)

・強化の壺による盾/剣/杖の強化を開始

・アイテムの識別(壺に加えて腕輪も)

・各種杖の確保(かなしばり/身代わり/一時しのぎ/※ブフー)

・「眠りよけの腕輪」の確保

 


●終盤(41階〜)

・武器の合成(強化の壺で鍛えた武器を取り出し補正値アップ)

・有用な杖と腕輪の使用

 

 


次回は、具体的な敵の対策に触れながら、階層別の私の立ち回りを書きます。

 

あと、追記/校正なども適宜やります。

「〜だ」と「〜である」が混在してるけどまあそれはいいや。