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【風来のシレン】フェイの最終問題におけるアイテム識別セオリー

フェイの最終問題におけるアイテムの識別法を書きました。

「フェイの最終問題では全てのアイテムが未識別の状態で出現する」と初めて知った時、「なにその無理ゲー」と思ったものですが、もはや今では識別すること自体が楽しくなっています。

だいぶ自己流なので、最適解ではないかもしれません。

 

⦅識別の基礎知識⦆

 

〔全アイテム共通:店の活用(買値と売値)〕

・店にアイテムを置いて店主に話しかけ「売値」を確認することで、かなり候補が絞り込める。

・序盤に識別したいアイテムランキング堂々No.1の「合成の壺」なんか、売値だけで一発で識別できる。(合成の壺と同価格帯の壺は存在しないため)

 

・また勿論、店の商品も「買値」で絞りこめる。

・とりあえず店の商品アイテムには全て値段の名前をつけておくとよい。

 

(例)

例えば、店に置いてある15000ギタンの「まるい壺」に、「15000」と名前をつけておくとする。

その場では買えなくても、後のフロア探索で「15000」の壺を拾えることがある。

15000ギタンの壺なんて「強化の壺」「弱化の壺」「うっぷんばらしの壺」の3択しかないので、

適当に識別済の「木甲の盾」を壺に入れて次のフロアに行き、「木甲の盾+1」になれば「強化の壺」、「木甲の盾−2」になれば「弱化の壺」、「木甲の盾」のままなら「うっぷんばらしの壺」というようなセルフ識別ができる。

……例というか、私がよくやる手口なんですけど、知っているのと知らないのでは大違い。実践するとかなり識別が捗ります。

 

 

〔杖の識別知識〕

・杖の識別は非常に簡単で、ほとんどのものが一度振ってしまえば効果がわかるものばかり。

少しわかりづらいのは「不幸の杖」「回復の杖」「転ばぬ先の杖」ぐらい。いずれも、一度当てただけでは、なんにも反応もないケースがある。

「不幸の杖」は「あなぐらマムル」などの上位種に当てれば、レベルダウンするので判別可能。

「回復の杖」と「転ばぬ先」は混同しがち。相手にダメージを与えてから杖を振ることで「回復」か「転ばぬ先」か判別できる。

ちなみに「回復の杖」は死にアイテムだと思われがちだが、幽霊系の敵には50の固定ダメージを与えるという隠れ性能があるので「死の使い/地獄の使者」「ガイコツまどう/ガイコツまじん」「セルアーマー」あたりは1ターンで確殺できる(らしい)。(その効果を忘れがちなのと基本すぐ捨てるのであまり試したことはないんですが……)

・なお、デメリット杖の「しあわせの杖」には要注意。隣同士でレベルアップさせると大惨事になることもある。杖の識別に際しては、少し離れた場所から振るとよい。

「杖の使用回数の識別」は店の売値で確かめて、メモする習慣をつけよう。めんどくさいけど意外と大事。まあ途中からやったりやらなかったりになるんですけどね。

「目の前のゲドロを杖で止めたいけど、所持杖の残回数が1か0かどうかわからない時」に物凄い緊張感が生まれたりします。

 

 

〔巻物の識別知識〕

・巻物も基本的には一度使って識別する。

・店がすぐ見つかれば売値によってある程度候補を絞り込めるが、大体の場合、持ち物を圧迫するので、読めば識別できる巻物はサッサと読んで識別しとくと良いと思う。(1枚目は使用するとなくなるので、使えるのは入手2枚目から。)

・ただし、デメリットアイテムもそこそこ存在している。「拾えずの巻物」「くちなしの巻物」「迷子の巻物」「モンスターハウスの巻物」の可能性があるので、上記の巻物が未識別の時点では、フロア探索が全て終了してアイテムを全て回収した後に、なるべく大きな部屋の入り口で読むのが吉。(特にアイテム回収に影響を及ぼす「拾えずの巻物」の識別までは要警戒。)


モンスターハウスの巻物は、厄介な敵がいない低層では、むしろボーナスステージ製造機。ただし、巻物を読んだ後、必ず敵の行動から始まるため、モンスターハウスの巻物が未識別の段階では、すぐ通路に逃げこめるよう必ず大きめの部屋の入り口で読むクセをつけよう。(小さい部屋だとモンスターに囲まれるリスクが高い)


・選択式の巻物は「識別の巻物」「おはらいの巻物」「吸い出しの巻物」「おにぎりの巻物」の4種。「おにぎりの巻物」に要注意。

識別目的で壺や腕輪をおにぎり化するとちょっと凹む。

おにぎりにしてもよいアイテム(他の未識別の巻物とか)に読むのが無難。(……と、頭では分かっているのに「識別」だと踏んで壺をおにぎり化したりする事故も起こりがち。まあ事故といっても「信号無視したら車に引かれた」レベルで自分が悪いのだれど……)

もっと、慎重にいくなら店を発見するまで所持しておけば売値で識別できる。(ただし「吸い出しの巻物」と「おにぎり巻物」は同価格。)

ちなみに、「おにぎりの巻物」自体は識別さえ完了すればかなりの良アイテム。

デロデロ無効のインスタント食品と考えればよいし、落ちている武器を試そうと装備したら呪われていた時の「おはらい」の代用としても使えたりする。

……というか選択式の巻物は全て良アイテム。全て未識別段階だと、おに巻ちゃんが混在しているため緊張感が生まれる。

 

・「天の恵みの巻物」「地の恵みの巻物」は剣盾の呪い解除にも使える。

「大部屋の巻物」は、店の泥棒に大活躍

・「バクスイの巻物」「混乱の巻物」などはモンスターハウスや召喚スイッチの罠などの対処に使える。

・「自爆の巻物」はすぐ捨てちゃうけど、実は窮地を挽回できるポテンシャルを持つハイリスクハイリターンアイテムだと思う。けど使いにくいので私はすぐ捨てちゃう。

・「困った時の巻物」は「装備のおはらい」「おにぎり」の代用になる。

 

・「白紙の巻物」「ジェノサイドの巻物」は、こだわりがない限り、ガイコツ系のジェノサイドに使用したい。

店に売っていればどうにかして泥棒できないか、頭をフル回転して考えて欲しい。白紙の巻物は買えそうなら買ってもいいし、なんなら多少大事なアイテム売ってでも手に入れたい。もちろん、店以外に普通に落ちていることもある。

 

ただし、店に「白紙の巻物」があるがどう考えてても泥棒できない時は、売り物の「白紙の巻物」に「おおべや」と書いて使って、白紙の巻物以外を泥棒することも可能。

 

途中から脱線して識別法の話していませんが、巻物の話は以上です。

 


〔壺の識別〕

・「入れる壺」と「押す壺」がある。


・「入れる壺」は、「保存の壺」「変化の壺」「やりすごしの壺」「アホくさい壺」「割れない壺」「識別の壺」「倉庫の壺」「底抜けの壺」「合成の壺」「強化の壺」「弱化の壺」「うっぷんばらしの壺」「ガイバラの壺」の13種


・「やりすごしの壺」だけは、呪われていない限り「入れる」を選択した瞬間効果が発動して識別できる(上に、なくなる)。店の売り物でうっかり「やりすごし」を引くと値段を払わなければならなくなるので注意。


・種類が多いので、基本的には「店」を見つけるまで我慢して所持して、売値で候補を絞るのが定石。

 

・このゲームにしては珍しく良心的なことに「合成の壺」は独自の価格帯なので売値/買値だけで判別可能。

 

「識別の巻物」が識別できていれば、絞りきれない「入れる壺」の識別に使用したい。(「押す壺」はセルフ識別が容易いので使う価値なし。)


・ただ、なかなか店が出現しないこともあるので、勇気を出してギャンブル識別してみるのも手の一つ。

入れたら無くなったり変化したり、投げたら無くなったりするデメリット壺も多いので、試しに要らないものを入れてみよう。

 

使い勝手のいい「保存の壺」は正直なるべく早く引きたい。しかも、たくさん欲しい。

・また、縛りプレイでもしていない限り「合成の壺」と「強化の壺」を入手することがクリアの必須条件とも言えるので、これらを見つけることを目的に壺の識別は気合入れて頑張ろう。

 


・「押す壺」は「背中の壺」「トドの壺」「魔物のるつぼ」の3種。

・価格帯が全て一緒なので、店での値段判別は不可能。

・押せば必ず判別できるが、「魔物のるつぼ」は結構危険なので、試すときは「魔物のるつぼ」を引いてもいいように、通路の行きどまりで試すのが吉。

・「背中の壺」は「薬草」「弟切草」の上位互換なので持っておきたい。終盤でも保険として活躍できる。

・「トドの壺」は一番手軽な泥棒に使える。壺は盗めないので「白紙の巻物/ジェノサイドの巻物」や「妖刀かまいたち」「見切りの盾」などの高価な武器の泥棒に使いたい。

(投げて割って出てきた中のトドをレベルアップさせてから倒してアイテムを手に入れるという上級者向けの楽しみ方もあるらしい)

 

 

〔草の識別〕

・飲むべし!

・売値で識別できるけど持ち物を圧迫するのでサッサと飲んだほうがいいと思う。(巻物と同じ)

・薬草・弟切草はHP満タンの時に飲むとHP最大値を上げられるため、草の識別はHPが満タンの時にやろう

・近くに店があるときに「キグニ族の種」を飲むとシレンが何を血迷ったか店主を攻撃し、返り討ちにあって瞬殺されてゲームオーバーに直結するので、店から十分離れたところで草を飲もう

・店に売られている草は値段で目星をつけて絞るのが吉。草に限った話でもないけど。

 

・「復活の草」を識別目当てで飲んで消費するのが勿体ないとする意見もあるが、正直わりと複数出るアイテムなので、個人的には1個目は識別に当てて、使用するのは2個目からでいいと思う。

 

・深層の店には「超不幸の種」というレベルとHPを1まで下げるヤバい草が置かれているらしいので気をつけよう。店限定アイテムなのでそこまでビビることもない。というか、深層で未識別の草に出会った時点で怪しさ満載なので「なにこれ、飲んじゃお!」とは普通ならないと思う。

 

〔腕輪の識別〕

序盤は、とりあえず装着して確認

呪われていたら、呪いよけの巻物/おにぎりの巻物/装備はずしの罠に出会うまで辛抱しよう。

 

①装着して、すぐ効果が分かるもの

「ワナ師」、「透視」

(※まあどちらもレアなので多分違うと思う)

 

②装着して木の矢や不要アイテムでも投げてみる

→遠くに消えたら「遠投」。

 

③池とか歩いてみる。

→歩けたら「通過」

 

④歩いてたらなんか経験値が上がってレベルアップした

→「しあわせ」

 

⑤歩いてたらなんかアイテム落とした

→「垂れ流し」

舌打ちしながらすぐ捨てよう。

 

⑥なんか腹減り進行速度が早い……なんかHPの自然回復が早い……

→「回復」

 

⑦その他

「〜よけシリーズ」か「痛恨の腕輪」か「値切りの腕輪」か「識別の腕輪」。

 

「識別の腕輪」は店売り限定かつ高価なので、無視してよい。

「値切りの腕輪」もホイホイと出るようなアイテムではないので、あまり考えなくてよい(出たらすいません)。

「痛恨の腕輪」は正直、痛恨の一撃を敵にもらうまでかなり気がつきにくいので、憎いデメリットアイテム。判別できたら二回ぐらい舌打ちしながらすぐ捨てよう。

 

「毒よけ」「サビよけ」「混乱よけ」「眠りよけ」「ドレインよけ」は正直値段も一緒なので、すぐに判別するのは難しい。

めぐすり草で罠が見える時に、「回転板」「催眠ガス」ぐらいは踏みに行ってもいいかもしれない。「毒矢の罠」「サビの罠」は識別のために踏みにいくのはアホらしい気がするので推奨しない。

 

ただ、この中で必須なのは「眠りよけの腕輪」と私の好きな「ドレインよけの腕輪」ぐらいであって、

「眠りよけの腕輪」が必要になるのも終盤46階以降なので、あまり躍起にならず、気長に識別できればOK。

 

「識別の壺」が識別できていれば、腕輪はこれに入れてしまうのが手っ取り早い気がする

 

 

以上。